奥多摩、鋸尾根・馬頭刈尾根を歩く

奥多摩駅から鋸尾根を登り大岳山へ。下りは馬頭刈尾根を経由し瀬音の湯、武蔵五日市駅へ歩きました。
基本情報
日付:2025.7.31
天候:晴れ
コースタイム
7:52 発 奥多摩駅
8:19 愛宕山
9:07 天聖神社奥宮
10:28 天地山分岐
12:22 大岳山
13:49 つづら岩
15:00 馬頭刈山
16:42 瀬音の湯
19:23 着 武蔵五日市駅
山行記録
前回に続き、テント泊の山行に備えて歩荷トレーニングをしておこうと思い立ちました。
まだ歩いていない馬頭刈尾根を奥多摩駅から歩こうと考えました。
鋸尾根は2022年5月に歩いています。

奥多摩駅~鋸尾根~大岳山
静かな奥多摩駅を出発し、多摩川沿いの緑を眺めながら鋸尾根へ。
杉林に入るとかがうっとおしいです。
虫よけは必須です。
最初の急な階段で一気に汗をかきます。
尾根に乗ると杉林から広葉樹の森へと雰囲気が変わり、ナラやブナの木々の間を抜けて進みます。
ほんの少し風があり、日陰であることもあり、涼しさを感じます。
岩場や歩きやすい道が交互に現れ、自然の変化を楽しみながら歩くことができました。
最後は北側の岩場を越え、平日で静かな大岳山山頂に到着です。














今回気になったのはナラ枯れです。
葉の付いている木の下に細かいおがくず状の屑が落ちています。
幹には小さい穴が開いていて、そこから屑が落ちているようです。
近くには枯れた木が多く、ナラのうっそうとした林をイメージしていましたが、空が見えていて明るいです。
また遠方の山では緑の森の中に、枯れたであろう茶色い木々も目立ちます。
このような場所は今回多数ありました。
3年前に来た時には気にならなかったのですが、急激に変わったのでしょうか?






大岳山~馬頭刈尾根~瀬音の湯
休日の昼時には賑わう大岳山も、平日のこの日は静かです。
私を含め3人ほどの人しかいませんでした。
雲があり遠方までは見えませんが、近場の景色は良く見えています。
山頂を後にして南の尾根に入ると道は歩きやすいです。
針葉樹、広葉樹の入り混じった尾根は、木々に阻まれ展望はありませんが、気持ちよく歩けます。
馬頭刈尾根までの尾根は平坦で歩きやすい場所も多いのですが、比較的アップダウンもあり、岩場もちょくちょく現れて、楽しいです。
つづら岩の大きな岩壁。
名前がついているだけあり巨大です。
クライミングのボルトがついていて、今でも練習する人がいるのでしょうか。





















その他
最終目的地の瀬音の湯で体を癒しました。
学生は夏休みであり、平日なのに駐車場はほぼ満車といった感じです。
冷たい田舎そばが火照った体にちょうど良いです。

温泉後、ちょうどよいバスがなかったので、徒歩で武蔵五日市駅まで歩きました。
普段はバスなのですが、歩いてみるとお店があるのがわかります。
今回は和菓子屋に立ち寄りました。
次回は別のお店に立ち寄っても面白いかもと感じました。
まとめ
奥多摩駅から鋸尾根を登り大岳山へ。下りは馬頭刈尾根を経由し瀬音の湯、武蔵五日市駅へ歩きました。
暑い中の山行となりました。
直接日の射さない森の中での行動で、森の中は風があり涼しさを感じます。
しかし風がなくなると熱い。
用意した水は2.5Lでしたが、それでも少し足りませんでした。
今回気になったのはナラ枯れでしょうか。
至る所で枯れている木が見受けられ、葉のある木も虫の被害にあっているものが見受けられました。
枯れた木のせいで広葉樹の森の空が開けてきています。
3年前には気にならなかったのですが。
前回の高尾山縦走の時も立木枯れは気になっていたのです。
状況悪くなっているのでしょうか?
ヤマレコにも山行記録を残しています。
