流山本町を歴史散歩|富士塚・赤城神社・白みりんミュージアムを歩く
千葉県流山市には、江戸川の水運と醸造業によって栄えた古い町並みが残っています。
特に流山本町周辺には、白みりんの醸造で栄えた商家の町並みや、新選組ゆかりの史跡、富士塚や神社など、歴史を感じられる場所が点在しています。
今回は流山セントラルパーク駅から歩きはじめ、富士塚や渡し跡、白みりんミュージアム、一茶双樹記念館、赤城神社などを巡りながら、江戸川沿いの町を散歩してきました。
流山本町は派手な観光地ではありませんが、歩いてみると江戸時代から続く町の歴史や地形の面白さを感じられる場所です。
流山本町散歩の見どころ
今回の流山散歩で印象に残ったのは次の3つでした。
- 思っていたより立派だった流山富士塚
- 白みりん醸造で栄えた町並み
- 静かな庭が美しい一茶双樹記念館
流山本町は派手な観光地ではありませんが、歴史と地形を感じながら歩くのにちょうど良い町です。
流山本町を歩く歴史散歩
流山本町とは
流山本町は、千葉県流山市の江戸川沿いに位置する旧市街です。
江戸時代には江戸川の水運と白みりんの醸造によって栄え、商家や酒蔵の町として発展しました。
現在もその面影を残す建物や史跡が点在しています。
散歩コース
日時:2025.4.9(木)10:35-16:10
天候:快晴
コースタイム
9:45 発 流山セントラルパーク駅
9:57 平和大宮神社
10:19 流山富士塚
10:40 矢河原の渡し跡
11:02 近藤勇陣屋跡
11:10 古民家カフェ灯環
11:34 白みりんミュージアム
11:59 一茶双樹記念館
12:17 丹後の渡し跡
12:29 赤城神社
12:59 着 南流山駅
山行流山本町の歴史を感じる街並み記録
南流山の江戸川沿いには、本町通りという道路が南北に走っています。
車の通りは比較的多い通りですが、沿道には少し歴史を感じさせる建物が点在しています。
料理店、カフェ、雑貨店、呉服店などとして活用されながら残されている建物も多く、流山が江戸川の水運と醸造業で栄えた町であったことを感じさせます。
白みりん醸造と流山の商家
流山は白みりんの醸造で知られた町です。
江戸時代には江戸川の水運を利用して、江戸へと商品が運ばれていました。
本町通り沿いには、そうした歴史を感じさせる商家や蔵が今も残っています。





江戸川水運で栄えた町
本町通りは江戸川に並行して走っています。
すぐ近くの渡し場跡まで足を運ぶと、徒歩数分という距離で川に出ることができます。
川との距離の近さはよく分かりますが、当時の遺構が残っているわけではありません。
かつて醸造に必要な原料の運輸や江戸への物資の輸送に水運が利用されたため、流山が発展したといいます。
現在、白みりんミュージアムを運営するキッコーマンの本社は、江戸川の上流にある野田市にあります。
同じ江戸川沿いという立地も、水運との関係を感じさせます。
→関連施設
矢川原の渡し跡


丹後の渡し跡




流山本町の神社と富士塚
平和大宮神社
住宅街の中に小高く盛り上がった場所があり、そこに平和大宮神社があります。
丘は東西に細長く、その形に沿って並木道が西へと続いています。
奥には本殿が鎮座しています。
木々の間から差し込む太陽の光がまぶしく、静かな雰囲気の場所でした。



流山富士塚
流山富士塚は住宅街に隣接して残されています。
思っていたより高さがあり、8メートルほどあるように見えました。
隣接する2階建て住宅の屋根ほどの高さがあります。
神社は西向きで眺望があります。
もしかすると富士山が見える場所なのかもしれません。
以前、正月休み明けの夕方に常磐道を走っていると、このあたりで夕日が富士山の方向に落ちていくのを見たことがあります。
この場所からの景色もきっと良いのだろうと思いました。
□流山富士塚
https://maps.app.goo.gl/MbDmHuBBGUm5L4Hq6
住所 〒270-0164 千葉県流山市流山1丁目152
所在施設 浅間神社
成立 正保元年(1644)
構築講 ?
大きさ 高さ約8メートル、直径約10メートル
眺望 あり
登頂 可能
備考 -








流山赤城神社
江戸川の岸から森と丘が見えていました。それが流山赤城神社の場所です。
門には大きな締め縄が掲げられています。
地域の人々の手で維持されているようで、大切にされている神社だと感じました。
小高い丘の上に本殿があり、場所や規模、造りは思っていたより立派でした。
境内には葵の紋があります。
水運で重要な場所であったことや、白みりんなどの産業を通じて江戸と関わりが深かったことから、幕府ゆかりの神社として扱われていたようです。







新選組の転機となった場所
近藤勇陣屋跡
この場所は新選組の近藤勇が投降した場所として知られています。
陣屋跡の碑が残されています。
流山にいたという事実からも、当時この地域が人を集めやすい場所であったことがうかがえます。



流山の文化と産業
白みりんミュージアム
白みりんミュージアムはキッコーマンが運営しています。
流山が白みりんの主要産地であったことに由来する施設です。
現在も隣接する場所に工場が残っています。
今回は無料エリアのみ見学しました。
有料エリアは見学時間が決まっているようで、都合が合いませんでした。
ここでは甘いソフトクリームをいただきました。





一茶双樹記念館
安政期の建物を解体して再建したものだそうです。
俳人小林一茶が、流山の醸造業の有力者と親しく、滞在することが多かったことから、この名前が付けられたようです。
庭は枯山水になっています。
天気の良い日で、新芽が出始めたこの季節だったこともあり、とても気持ちの良い場所でした。
人も少なく、ゆっくり庭を眺めることができました。
今回の散歩では、予想以上に良い場所だと感じました。








流山本町の古民家カフェ
古民家カフェ灯環
昼前の休憩に古民家カフェ「灯環」に立ち寄りました。
建物はもともと簡素な造りだったようで、倉庫のような骨組みが見えています。
コーヒーとスイートポテトをいただきました。
甘さ控えめのスイートポテトに白みりんの煮切りがかかっています。
煮切りは蜜のように甘く、ポテトとのバランスが良い味でした。




まとめ:流山本町は静かな歴史散歩の町
流山本町を歩いてみると、江戸川の水運と白みりん醸造で栄えた町の歴史を感じることができます。
今回特に印象に残ったのは
- 思っていたより立派な流山富士塚
- 白みりん醸造の町並み
- 静かな庭が美しい一茶双樹記念館
でした。
派手な観光地ではありませんが、歴史や地形に興味のある人にはゆっくり歩いて楽しめる町だと思います。
参考情報
白みりんミュージアム
https://shiro-mirin.com/museum/
一茶双樹記念館
https://shiro-mirin.com/issasoju/
流山富士塚
https://nagareyamakankou.com/tourism-information/asama/
