雪降る中、皇居を1周し、三笠山に登る(2026.02.08)
雪が舞う昼前、東京駅を起点に皇居を1周することにしました。
傘を差すか迷う程度の雪の中、それでも観光客やランナーの姿は絶えません。
江戸城跡としての歴史を残す皇居と、丸の内の高層ビル群。
その対比は、雪景色によっていっそう鮮明に感じられました。
さらに将門の首塚、日本水準原点、国会議事堂、そして日比谷公園の三笠山へ。
都心を歩きながら、地形と歴史の重なりを静かに確かめる一日となりました。
基本情報
日付:2025.2.8(日)
天候:雪のち曇り
コースタイム
11:30 発 東京駅
11:53 将門塚
12:xx
15:04 着 東京駅
行程記録
将門の首塚 ― ビル群に囲まれた伝承の地
東京でも午前中は雪の予報です。
昼前に東京駅に到着。
こんな日でも観光客が多い東京駅でした。


歩いて10分ほど、丸の内の高層ビル群の中にひっそりと佇むのが、将門の首塚です。
平将門の首が京都で晒された後、故郷へ「飛んで帰った」という伝承に由来し、
境内には「帰る」にかけた蛙の像が奉納されています。
左右に配された蛙像は、参拝者の願いを象徴する存在です。
数年前に整備され、きれいに保たれています。
雪の中でも参拝客の姿があり、都市の中心に今も生きる信仰の場であることを感じました。



皇居を雪の中で1周 ― 都心の地形と歴史を歩く
昼前に東京駅を出発し、雪が舞う中で皇居を1周しました。
雪は傘が必要かどうか迷う程度。
午後には止む予報でしたが、空気は冷たく、都心らしからぬ静けさがあります。
東京駅周辺は観光客でにぎわっていましたが、
皇居周辺では雪の中でもランナーの姿が見られます。
外周は約5km。走りやすいコースとして知られていますが、
歩いてみると地形の起伏がよくわかります。
特に北側から西側にかけてはお堀が深く、
武蔵野台地を掘り込んだ地形であることが実感できます。
- 北桔橋門から見下ろす堀
- 千鳥ヶ淵交差点付近からの半蔵堀
- 半蔵門周辺の高低差
このあたりが最も標高が高いと感じました。
雪の日は植物の彩りは少ないものの、
江戸城跡と丸の内の高層ビル群との対比がいっそう際立ちます。
正面石橋と二重橋を眺め、桜田門を経て、再び東京駅前へ。
都市の中心にありながら、歴史と地形を体感できるコースでした。









地形図を見ると、武蔵野台地の端の地形を生かし、堀を作ったのではないかと思われます。


日本水準原点・電子水準点と国会議事堂
国会前庭北地区には、測量の基準となる日本水準原点があります。
小ぶりながら堅牢な建物の内部に水準点が収められており、内部を見ることはできません。
その近傍にはGPSを利用した電子水準点「東京千代田」も設置されています。
アナログな基準点とデジタル技術の併存が印象的でした。
ついでに国会議事堂も見学。この日は衆議院選挙の日です。
観光客もなく静かですが、いつも以上に政治の中心地としての空気を感じます。
議事堂もわずかに丘の上に位置しており、
地形的にも象徴的な立地であることがわかります。







三笠山 ― 日比谷公園の小さな山
皇居に接する日比谷公園には、人工の小丘である三笠山があります。富士塚ほどの高さですが、都心では貴重な「登れる地形」です。
裏側からの眺め、そして頂上からの丸の内ビル群の景色。小さな山から見上げる高層ビルは、江戸城跡の周囲がいかに立体的な地形であるかを改めて感じさせます。








皇居周辺で昼食を。と考えていましたが、皇居周辺はお店がないんですね。
オフィスビルのレストラン街も休日。
結局丸の内まで戻りました。

まとめ
雪の日に皇居を1周することで、以下の点が強く印象に残りました。
- 皇居北側・西側の深い堀と武蔵野台地の地形
- 江戸城跡と現代の高層ビル群の対比
- 将門伝承が残る都市の信仰空間
- 日本水準原点という「日本の高さの基準」
- 三笠山という都心の小さな地形的アクセント
単なる散歩ではなく、「地形・歴史・都市構造」を一度に体感できるコースでした。
雪景色という条件も相まって、東京の中心をあらためて立体的に理解できた1日です。
