スズメが枝に刺さっていた…?モズのはやにえを筑波山の里山で観察
里山を歩いていると、時々不思議な光景に出会うことがあります。
枝に引っ掛かった昆虫や小動物を見つけて、「なぜこんな場所に?」と思った経験はないでしょうか。
それはもしかすると、モズの「はやにえ(早贄)」かもしれません。
先日、筑波山周辺の里山を歩いていたとき、私はスズメのはやにえと思われるものを見つけました。
今回はその観察の様子と、モズのはやにえについて紹介します。
3月上旬に里山でスズメの「はやにえ」を目撃
3月上旬、筑波山周辺の里山を歩いていると、
車道脇の土手にある低い枯れ木に何かが引っ掛かっているのが目に入りました。
近づいてみると、それはスズメの死骸でした。
高さ20センチほどの枯れ木の枝に、体が引っ掛かるような形で固定されています。
周囲には遮るものが少なく、見通しのよい場所でした。
状態を見ると、すでにかなり乾燥していました。
おそらく、少なくとも2〜3か月ほど前のものではないかと感じました。
この状況から考えると、モズの「はやにえ」の可能性が高いと思われます。
個人的にはカエルやトカゲのはやにえは見たことがあるのですが、
小鳥が対象になるとは思わなかったため、大変驚きがありました。



百舌鳥(モズ)のはやにえについて
はやにえ(早贄)とは、モズ(百舌鳥)が捕まえた獲物を枝やとげなどに刺して残す行動のことです。主な獲物は昆虫で、バッタやコオロギ、カエル、トカゲなどがよく見られます。
モズは小さな鳥ですが、肉食性が強く、小動物を捕らえる能力を持っています。ただし、小鳥を捕まえることはそれほど多くありません。
それでも、スズメやメジロ、シジュウカラなどの小型の鳥がはやにえとして残される例は、自然観察の記録として時々報告されています。
里山を歩いていると、このようなモズの痕跡に出会うことがあります。枝に刺さった昆虫や小動物を見つけたときは、少し周囲を見渡してみると、モズが活動している場所なのかもしれません。
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