山行の記録
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山中湖から富士箱根トレイルを巡り、御殿場駅へ(2025.7.12)

鉄砲木の頭(明神山)の山頂
mtwalker
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山中湖から富士箱根トレイル(三国山、大洞山)を巡り、東口本宮冨士浅間神社を経由して、御殿場駅まで歩いてみました。

基本情報

日付:2025.7.12

天候:曇り

コースタイム
  8:50 発 バス停
  8:54   森の駅旭日丘
  9:42   山中湖平野バス停
 10:26   切通峠
 11:22   鉄砲木ノ頭
 11:51   三国峠
 12:11   三国山
 12:37   楢木山
 13:02   大洞山
 13:29   アザミ平
 13:37   畑尾山
 13:47   立山東分岐
 13:52   立山展望台
 14:39   紅富台入口
 14:54   東口本宮冨士浅間神社
 17:29 着 御殿場駅

詳細はヤマレコの記録をどうぞ。
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8405843.html

山行記録

山中湖~鉄砲木の頭

富士山駅からのバスに乗り山中湖の東の平野まで行くつもりでした。
しかし乗り換えを失敗し、1時間近く山中湖の湖畔を歩くことになりました。
この日は曇り。
暑くない気温ですが、歩いているとじんわりと汗をかいてきます。

平野あたりからの明神山(鉄砲木の頭)
平野あたりからの明神山(鉄砲木の頭)。山肌の植生が特徴的。

少し高度を上げて森に入ると、動いていても暑さを感じず歩くことができます。
曇りで空はどんよりしていますが、森の中はガスでよい雰囲気となっています。
登山道はきれいで歩きやすく快適でした。

切通峠への森
山中湖で1000m。林道が終わり山に入るとおそらく高度1100mぐらい。すぐに涼しげな森になる。
切通峠近く
切通峠に近づいた。尾根が見え明るくなってきた。
切通峠
切通峠。三国山方面へ向かう。
ブナ、ミズナラの林
ブナ、ミズナラの林が広がっている。
ガスがかかる森
空はあいにくのガスで見通しがきかない。
ガスがかかる森
ガスが森の中でよい雰囲気を醸し出している。
ガスのかかる森
ガスが森の中でよい雰囲気を醸し出している。
尾根の道
尾根沿いとはいえ道は歩きやすい場所が多い。
鉄砲木の頭の近く
鉄砲木の頭に近づいたらしく空が明るい。

鉄砲木の頭の山頂は砂地で広く開けています。
雲で富士山の本体は見えませんが、山中湖と富士山の裾野は見渡すことができました。
昼の時間帯なので、数名の人がここで休憩をしていました。

山中諏訪神社の奥院が鎮座しています。
山中諏訪神社の里宮は山中湖の対岸にあるんですね。
ここは下から見ても目立つ山なので、奥院をここに据えるのも納得できます。

鉄砲木の頭(明神山)の山頂
鉄砲木の頭(明神山)の山頂。開けている。富士山は見えないが、山中湖と富士のすそ野は見えている。
山中諏訪神社奥宮
山中諏訪神社奥宮が鎮座する。
明神山標識
明神山標識
鉄砲木の頭の西への下り
鉄砲木の頭、三国峠へ。この辺りの草地が下から特徴的な山として見えていた。

三国峠~三国山~大洞山

鉄砲木の頭を下ると三国峠の駐車場につきます。
多くの人がここを起点に周辺の山を散策しているようです。

ここから三国山まで登り、以降は大洞山を過ぎるまでなだらかな行程になります。
植生も変わらず、静かな森の中を歩いていきます。
蝉が静かに泣いていて、夏の山であることを感じます。

三国峠。神奈川方面
三国峠。神奈川方面
三国峠の駐車場
三国峠の駐車場。ここから周辺の山へ向かうようだ。
三国山への登りの斜面
三国山への登りの斜面。ブナ、ミズナラの森は明るく気持ちよい。
三国山への登り斜面
三国山への登り。明るい森が続いている。
三国山山頂
三国山山頂。分岐になっている。
三国山の分岐
三国山の分岐を大洞山方向へ向かう。
歩きやすい尾根道
道は歩きやすい場所が多いのが印象に残る。
少し植生が変わる
少し植生が変わる。
楢木山の標識
楢木山。標識はあるけど特にピーク感はない。
大洞山山頂
大洞山に到着。ここもピークの感じはないが、少し開けている。
大洞山
大洞山に到着。ここもピークの感じはないが、少し開けている。
展望がありそうな場所
本来なら何か見えているのだろうか。。。(箱根の方角らしいが)
案内板
本来なら何か見えているのだろうか。。。(箱根の方角らしいが)

大洞山~紅富台

大洞山から畑尾山、立山等のピークがあることになっていますが、目立たないものです。
基本的になだらかな登山道を行くことになり、立山を過ぎて下ることになります。

今回のコースの1200mより上ですが、土壌は土ではなく、須走の砂のような、細かい砂状のものです。
歩くとサクサクを音がします。
土のように泥汚れになることはありませんでした。
富士山の噴火によるものでしょうか。

特徴的な土壌は須走の砂のよう
1200m以上で植生がブナなどの場所は、土ではなく、須走の砂のような砂の感じ。
特徴的な土壌
1200m以上で植生がブナなどの場所は、土ではなく、須走の砂のような砂の感じ。
開けている場所
ところどころ開けている。
アザミ平の分岐
アザミ平の分岐。左手の方向へ。
畑尾山
畑尾山の標識がある。
立山東分岐
立山東分岐。立山展望台の様子を確認するため、その方向へ向かう。
立山展望台
立山展望台。木のせいで展望なさそう。天気が良ければ何か見える?
須走に向けて下山中
須走に向けて下山中。植生と土が少しづつ変わっていく。
須走に向けて下山中
須走に向けて下山中。植生と土が少しづつ変わっていく。

富士箱根トレイルの案内板がありました。
金時山まで案内されています。
この後に箱根の山を眺めることになるのですが、ここから金時山は遠いように感じます。

富士箱根トレイル案内板
麓に下山。富士箱根トレイル案内板。金時山まで案内している。

冨士浅間神社

予定した最終目的地は冨士浅間神社です。

裏手の入り口から入ろうとすると富士塚がありました。
麻布山三元講が築造し奉納したもののようです。
講が解散し、麻布山の富士塚が解体され、大半の記念がこちらに移されたのだとか。
興味深い話です。

冨士浅間神社
冨士浅間神社に到着。
富士塚
富士塚があった。
麻布山三元講 講碑群 解説
麻布山三元講に関連するものらしい。

麻布山三元講 講碑群

 江戸・麻布の街に栄えた山三元講は、江戸期の
享和三年(一八〇三)山口左門が山吉講から分離独立
させた富士講である。富士登拝には吉田口(北口)
から登り、須走口(東口)へと下山し、須走を定宿
とした。神門前の火山岩によって築かれた塚と一
対の狛犬は昭和の初頭に山三元講の人々が築造し、
奉納したものである。このように近年まで講と
当社·須走との関わりは深い。同じ頃、麻布永坂
には富士塚が造られ頂上には当社より勧請された
浅間社が祀られた。この富士塚は自然の傾斜地
を利用して造られ、頂上部は富士山のクロボク
(火山石)によって築かれている、浅間社の周囲には
記念碑が次々と移され、また新たに造られた。
 この永坂富士塚も講の解散と共に解体され、
昭和六十二年、大半の記念碑がこの地に移設さ
れた。これら講碑群は往時、栄えた講の姿を今
につたえている。

※永坂富士塚の模型は当社、記念資料館に展示されている。

冨士浅間神社の正面
冨士浅間神社の正面から
冨士浅間神社の山門
冨士浅間神社の山門
山門には風鈴が飾られている
山門には風鈴が飾られ、たなびいて、涼しげな音を奏でている。
冨士浅間神社の境内
冨士浅間神社の境内
冨士浅間神社の御朱印
冨士浅間神社の御朱印をいただきました

御殿場駅まで歩く。。。

本当は浅間神社からバスで富士山駅に戻る予定でした。
気まぐれで御殿場駅まで歩いたら何かあるかな?と思い立ち、予測2時間の行程を歩いてみました。

結果としては見るべきものもほぼなし。
コースによるのでしょうが、コンビニも飲食店もなく、退屈な行程となってしまいました。

箱根の山を望む
冨士浅間神社から御殿場駅を目指し歩く。箱根の山が遠くに見える。

浅間神社から2時間後にありつけたのはこちらのコーヒー。
疲れた体にアツアツの曳きたてのスペシャリティコーヒーは体に沁みました。
MUSUBI COFFEE LAB

MUSUBI COFFEE LAB
ルートの問題か、2時間飲食店が見当たらず。須走から2時間後に偶然コーヒーショップを見つける。熱いコーヒーがうまい。

御殿場駅には神社から2時間半で到着。
いくつかの店をスルーしてちょっと古い感じの中華料理屋に入りました。
チャーハンと餃子を注文したのですが、当たりでした。
疲れた体に満足な品でした。
五竜菜館

五龍菜館のチャーハンと餃子
須走から2時間半でやっと御殿場駅に到着。よさげな町中華を見つけました。当たり!
五龍菜館の餃子
餃子のビジュアルがよい!

まとめ

富士山の東側の山々を巡っています。
今回は山中湖南側の山々、富士箱根トレイルの三国山、大洞山を巡りました。

ここ連日暑い日が続いていましたが、穏やかな気温の中、ゆっくりと山行を楽しむことができました。

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すかいす
すかいす
駆け出しブロガー
埼玉県在住。主に関東圏の山に登っています。都内や埼玉県内の散歩もします。
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