【2025年】Kindle Unlimitedとは?Prime Reading・Kindle端末との違い・メリット・デメリットを解説

月額980円で本が読み放題になる「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」。一方で「Prime Reading(プライムリーディング)」や「Kindle端末」も聞いたことがあるけど違いがわからない…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、これらAmazonの電子書籍サービスの違いをわかりやすく整理し、「どれを選ぶべきか」や「損しない使い方」まで解説します。
※本記事の最後に、登山や自然好きの方に向けたおすすめの活用法記事も紹介しています!
Kindleとは?まずは用語を整理しよう
Amazonの「Kindle」には、主に以下の3つの意味があります。
ここに「読み放題サービス」として、次の2つが加わります:
- Kindle Unlimited:月額制の読み放題サービス
- Prime Reading:Amazonプライム特典の中の一部読み放題サービス

Amazonのメインメニュー
「Kindle 本&電子ブックリーダー」があります。

「Kindle 本&電子ブックリーダー」のメニュー
ここから各サービスにアクセスする。
Kindle Unlimitedとは?
Kindle Unlimitedは、月額980円で対象の電子書籍が読み放題になるサブスクリプションサービスです。
- 和書・洋書含め200万冊以上が対象
- 漫画、小説、雑誌、ビジネス書、趣味・実用書などジャンルが豊富
- スマホ・タブレット・PC・Kindle端末で利用可能
- 同時に20冊まで利用可能(超過すると返却が必要)
Prime Readingとは?
Prime Readingは、Amazonプライム会員向けに提供されている追加料金なしの読み放題特典です。
- 対象は常時数百冊〜約1,000冊(随時入れ替わりあり)
- Kindle Unlimitedの“お試し版”的ポジション
- 小説、ビジネス書、雑誌などバランスよくカバー
3サービスの比較一覧表
3つのサービスを表で比較しました。
電子書籍のサービスですので、アプリまたは端末で読むというのは共通です。
料金、対象冊数、所有の概念の点で違いがあります。
サービス名 | Kindle(購入) | Kindle Unlimited | Prime Reading |
---|---|---|---|
料金 | 書籍ごとに購入 | 月額980円 | プライム会員に含まれる(月額600円〜) |
対象冊数 | 全Kindle本 | 約200万冊 | 約1,000冊(変動) |
所有 | 〇(永久) | ×(利用中のみ) | ×(プライム退会で読めなくなる) |
同時利用数 | 制限なし | 最大20冊 | 最大10冊 |
読書方法 | アプリ・端末 | アプリ・端末 | アプリ・端末 |
向いている人 | 購入して手元に残したい人 | 毎月多く読む人 | プライム会員で読書も楽しみたい人 |
以下にKindle Unlimitedのジャンルを示します。



どれを選べばいい?おすすめの使い方
Prime Readingが向いている人
- Amazonプライムをすでに利用している人
- ときどき電子書籍を読む人
- とりあえず「お試し」で読み放題を使ってみたい人
すでにプライム会員の方はReime Readingで電子書籍を試すことができます。
ただし冊数が少ないので読みたい書籍があるかわかりません。
Kindle購入が向いている人
- 一度読んだ本を繰り返し読みたい人
- 仕事で参照するような専門書を残しておきたい人
- 所有している安心感がほしい人
Kindle Unlimitedは特定の書籍のみが対象です。読みたい本がない場合はKindle書籍を購入する必要があります。
購入したKindle書籍とKindleUnlimitedの書籍は併用して利用可能です。
Kindle Unlimitedが向いている人
- 毎月2冊以上本を読む人
- 幅広いジャンルを自由に楽しみたい人
- 電子書籍に慣れていて、「読む量が多い」人
月額980円で読み放題なので、2冊以上読むならばお得です。
また全く別分野の書籍も気軽に試すことができます。
Kindleで読むには?端末やアプリの違い
電子書籍を読む方法は以下の方法があります。
- Kindle専用端末(E Ink)
- 目に優しい反射しない画面(紙に近い)
- 軽量・長持ちバッテリー
- モノクロ表示なので雑誌・漫画・図版はやや不向き
- スマートフォン・タブレット(Kindleアプリ)
- カラー表示対応
- すぐ読める・手軽
- 通知などで集中が削がれることも
- パソコン(Kindle Cloud Reader)
- 無料アプリ
- ブラウザで読めて便利
- 書籍によっては未対応
- パソコン(専用ソフト)
- 無料アプリ
- 専用ソフトで快適
Kindle Unlimited / Prime Reading どちらもすべての端末で使えます!
文庫本やビジネス書など、長時間しっかりと読みたい方は、Kindle専用端末やタブレットがおすすめです。
雑誌などの固定フォーマットの書籍は、大きい画面のPCやタブレットがおすすめです。小さい画面だと拡大縮小が必要になるためです。
私はPCアプリ、タブレットのアプリ、スマホのアプリを使い分けています。
Kindle Unlimitedのメリットとデメリット
いかにメリット、デメリットをまとめます。
メリット
- 圧倒的な冊数で読み放題
- 雑誌・趣味・実用書も多数
- 洋書にも簡単にアクセス可能
- 1冊あたりのコスパが非常に良い
- 登山・旅行中でもタブレット、スマホで本を持ち歩ける
デメリット
- 対象外の書籍もある(話題作や新刊は少なめ)
- 解約すると読めなくなる
- 最大20冊まで(超えたら入れ替え)
気軽に試せるのが何より良いです。
私の場合、自分の知らない分野を少し知りたいときに入門書を眺めてみたり、普段買わないであろうレシピ本を買ってみたり。。。
読書の分野が広がったと感じます。
まとめ:まずは無料体験から始めよう
Kindle UnlimitedとPrime Readingは、読書習慣のある人にとって非常にコスパの良いサービスです。どちらも30日間無料で試すことができるので、迷っている方はまずは体験してみることをおすすめします。
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