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雑誌「山と溪谷」2月号の傾向

山と渓谷_イメージ
mtwalker
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『山と溪谷』2月号は、「単独行」や「山の楽しみ方の再発見」に加え、「温泉・地酒・雪山」など冬の山旅に寄り添ったテーマが多く、静かな季節にじっくり山と向き合いたい登山者におすすめの内容です。

はじめに

真冬の寒さが続く2月。『山と溪谷』ではこの時期、静けさと奥深さのある山の魅力にフォーカスした企画が多く組まれています。
特に「単独行」や「温泉登山」など、個人での登山スタイルや山旅の余韻を味わえるテーマが目立ちます。
以下に、2014年以降の特集タイトルをもとに傾向をまとめました。

記事一覧表

2月号の特集、特集2、特別企画のタイトルを以下に示します。

2013年版からKindleの電子版で入手可能です。
また2021年版からKindleUnlimitedで読み放題で読むこともできます。

記事タイトル(特集/特集2/特別企画)分類テーマ
2025低山をミニ縦走!全国ご当地アルプス低山・ご当地山
2024単独ハイキング入門単独行・初心者向け
2023単独行の基本
いざ!山城へ
単独行・歴史山行
2022いまさら聞けない登山の疑問100
山と地酒
冬山で出合う造形美の世界
Q&A・酒・冬山美学
2021不安解消!単独行者のお悩みアドバイス 75
誰でもできる!ファーストエイド入門
特別寄稿「ニュージーランド ミルフォードトラック
     世界一美しい散歩道をゆく」
単独行・応急処置・海外トレイル
2020再確認! 単独行者の登山術 31
ココロに効く!カラダにも効く! ひなびた山の温泉へ
『山と食欲と私』日々野鮎美の単独行レシピノート
単独行・温泉・漫画連動
2019単独行と遭難―事例と生還のノウハウ―単独行・危機管理
2018単独行レベルアップ術単独行・スキル向上
2017単独行60の知恵 計画と実践、実践と危機管理
究極のソロ登山者
単独行・実践例
2016体力不足、道迷い、楽観主義。現代の「遭難三大誘因」を探る。
発足。山ごはん研究会
危機回避・山ごはん
2015「今知りたい 山の疑問に答えます。」
「全国ご当地アルプス大集合」
Q&A・地域特集
2014名湯が誘う雪の『日本百名山』
「間違えやすい登山用語辞典2014」
温泉・登山知識

傾向分析から見える2月号の特徴

  1. 単独行テーマの集中
    2017年〜2024年にかけて、実に7度「単独行」に関する特集が登場。計画、実践、危機管理、悩み相談など、あらゆる角度からソロ登山を扱っており、2月号は「単独行強化月間」とも言えるほどの傾向です。
  2. 温泉・地酒・ご当地テーマが豊富
    冬の旅情をかきたてるように、温泉×登山地酒×山ご当地アルプスといった組み合わせが登場し、「登山+αの楽しみ方」を提案しています。
  3. 登山知識・Q&Aの入門特集も多い
    「登山の疑問100」「登山用語辞典」「ファーストエイド入門」など、基礎知識や応急処置といった学び系のテーマも登場しており、冬場の読書&計画にも向いています。

どんな登山者におすすめ?

  • ソロ登山を始めたい、もしくはレベルアップしたい人
  • 静かな季節に、自分だけの山旅を楽しみたい人
  • 冬の登山+温泉や地酒といった「ご褒美」が好きな人
  • 登山の基礎知識を整理・復習したい人
  • ハイシーズン前に、安全意識を高めておきたい人

まとめ

2月号は“ソロ登山者のための実践マガジン”ともいえる構成で、冬だからこそじっくり楽しめる登山スタイルや知識が豊富に盛り込まれています。
派手なテーマよりも、実用的で静かな魅力を感じたい人には特におすすめの1冊です。

参照

雑誌「山と溪谷」特集から見る月別傾向
 雑誌「山と渓谷」1月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」2月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」3月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」4月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」5月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」6月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」7月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」8月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」9月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」10月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」11月号の傾向
 雑誌「山と渓谷」12月号の傾向

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すかいす
すかいす
駆け出しブロガー
埼玉県在住。主に関東圏の山に登っています。都内や埼玉県内の散歩もします。
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