【ガイド】首都圏自然歩道: 関東ふれあいの道特選35コース
mtwalker
山と散歩、ときどき本
ドローンで景色を撮影することも興味深いですが、元エンジニアなので動作原理も興味深いところです。私自身はドローン初心者ですが、書籍の内容を紹介しておきます。
この本は、オープンソースのフライトコントローラ(PixhawkやArduPilot)を使って、ドローンをゼロから設計・製作・飛行させたい人に向けた実践的なガイドブックです。
趣味でドローンを飛ばしてみたい方はもちろん、研究者、学生、企業の開発者にとっても必携の一冊。Pixhawk 4 MiniとArduPilotの組み合わせを中心に、機体の選定からソフトウェアの設定、飛行試験に至るまでの手順を丁寧に解説しています。
また、単なる組立マニュアルにとどまらず、ドローンの基本構造や推進システム、通信、制御アルゴリズムに関する理論的な解説も豊富で、理解を深めながら実装できる構成になっています。
章 | 内容 |
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第1章 はじめに | ドローンの構成要素を総覧し、全体像をつかむ |
第2章 機体システム | ロータの発数・配置・構造材料など物理的な検討 |
第3章 推進システム | モーター・ESC・プロペラ・バッテリーなど動力系の選定と試作事例 |
第4章 設計手順とオープンソース | PixhawkとArduPilotを使った設計手順と姿勢制御の基礎 |
第5章 開発環境構築 | ソフトウェア開発の準備と環境構築(Linux、VS Codeなど) |
第6章 無線通信システム | RC送信機、画像伝送、携帯電話との接続まで |
第7章 地上局システム | Mission Plannerを中心とした地上側のソフト操作 |
第8章 飛ばし方 | 初期設定から自律飛行まで、飛行試験と調整方法 |
「ドローンを飛ばしたい」「でもどう始めれば?」そんな疑問に応える1冊です。構造の理解から設計・試作、飛行まで、段階的に学べて実践できる体系書として、ドローン分野に挑戦したいすべての方におすすめします。