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筑波山周辺の山の道路まとめ

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筑波山のふもとの石岡市(旧八郷町)は筑波山を含め低山に囲まれた場所です。
生まれ育ちがこの付近のため、よくオートバイに乗って山をツーリングしていました。
この地域の山に関係する道路についてまとめておこうと思います。

以下の4つの山域に分けて解説したいと思います。

・石岡市北部(笠間アルプス)
・筑波山より北の山地
・筑波山周辺
・筑波山より南の山地

石岡市北部(笠間アルプス)

笠間市と石岡市の境に位置する吾国山難台山を含む山地で、岩間アルプスと呼ばれることがあります。
県道140号が笠間アルプスの東から南を通り、西に抜けています。
北は北関東自動車道、東は県道355号に囲まれています。

吾国山から愛宕山まで縦走できる登山道があります。

笠間・吾国愛宕ハイキングマップ
https://www.kasama-kankou.jp/data/doc/1711370807_doc_4_0.pdf

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茨城県道140号 小塙石岡線

茨城県道140号西小塙石岡線は、茨城県桜川市西小塙から石岡市に至る一般県道です。

県道140号は笠間アルプスの東側~南側を通り、西の方向に向かいます。
東は石岡市北部で加波山吾国山の間にある板敷峠を通っています。
石岡市を南北につなぐフルーツラインにつながっていています。
南の朝日峠に朝日トンネルができて以降、石岡市の南北を結ぶフルーツラインの通行量は多くなりました。
板敷峠から笠間西IC区間は狭い箇所があり、窮屈さを感じます。改修工事が進められています。

西は笠間市岩間地区から愛宕山登山口付近につながっています。
愛宕神社(愛宕山山頂近く)へ車で向かう参道道路につながります。

茨城県道42号 笠間つくば線

茨城県道42号笠間つくば線は茨城県笠間市から石岡市八郷地区を経由し、つくば市(筑波山南麓)に至る県道です。

石岡市と笠間市の間では吾国山と難台山の間の道祖神峠を越えます。
1980年代にオートバイ事故が多かったことから自動二輪通行禁止となっています。

筑波山の南側で風返峠を通過し、石岡市からつくば市につながります。

北筑波稜線林道

北筑波稜線林道は板敷峠と道祖神峠の結ぶ、笠間アルプスの稜線を結ぶ林道です。
途中にハンググライダーの離陸場所、吾国山のハイキングコース、旧洗心館キャンプ場などがあります。

林道今泉吾国線

林道今泉吾国線は笠間市今泉地区から吾国山方面へ向かい、道祖神峠の手前で北筑波稜線林道に接続される林道です。

吾国山の北側の麓を通っています。
一部は舗装、一部は未舗装で狭く、一般車では走行注意が必要になります。
吾国山登山や北筑波稜線ハイキングへのアクセスに使われるが、荒れやすいようです。

林道団子石線

林道団子石線は笠間市上郷と石岡市瓦谷を結ぶ尾根上の団子石峠を通過する林道です。

団子岩峠で吾国山~難台山の縦走路と交差します。
団子石(丸い巨岩)が名前の由来で、登山道のランドマークのひとつです。
石岡市側は県道140号につながり、笠間側は岩間駅方面につながります。

愛宕神社への道路

笠間市岩間町の愛宕山山頂にある愛宕神社へ続く参道道路は3つあります。
東側には岩間駅方面からの道が2つあります。
北西側には笠間市上郷方面からの道があります。

ここは東の方向が眺めの良い場所です。
愛宕神社やグランピング施設があります。
また笠間アルプスの縦走路の東の端になります。

筑波山より北の山地

筑波山の北側に連なる山地があります。
登山道としては雨引山加波山足尾山を登るコースがあります。
福原駅から筑波山まで、舗装道路を含めて、縦走路として使われています。

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茨城県道7号 石岡筑西線

茨城県道7号石岡筑西線は、石岡市から筑西市に至る県道です。

筑波山北麓では石岡市上曽から上曽峠を経由し、桜川市真壁町を東西につなぎます。
北筑波稜線の登山口、スカイスポーツ発進地点、観光地(東筑波ユートピアなど)へのアクセス路としても使われます。
石岡市と桜川市を行き来する生活道路のひとつですが、非常に幅員の狭い道路です。
2025年9月下旬に上曽トンネルが開通し、行き来は楽になるでしょう。

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茨城県道218号 大塚真壁線

茨城県道218号大塚真壁線は、石岡市大塚から桜川市真壁町白井に至る県道です。

加波山の麓付近を一本杉峠を経由し東西につなぎます。
ほぼ全線が未舗装の林道で、東側も西側も手入れもされていないようで、荒れているようです。
酷道としてオフロードカー、オフロードバイクで通行する動画が良くあげられています。

茨城県道150号 月岡真壁線

茨城県道150号月岡真壁線は、石岡市月岡から桜川市真壁町真壁に至る県道です。

筑波山北西部では石岡市小幡から湯袋峠を通過し、桜川市真壁町につながる生活道路のひとつです。
筑波山北西部にある観光地へのアクセスに利用されますが、県道7号・上曽峠へつながる林道北筑波稜線は車両通行止めです。

御嶽山道

御嶽山道は桜川市岩瀬から桜川市の御嶽山に登る道です。

山頂には御嶽神社があります。
展望台からは岩瀬市方面の展望が望めます。

NTT岩瀬中継所跡に向かう林道

桜川市岩瀬地区の高台にあったNTTマイクロ波中継所跡への作業道です。

通信インフラのために整備された舗装林道で、現在は廃施設のため交通量は少ないです。
登山や地元の散策コースにも使われ、中継所跡は雨引山の山頂に近いです。

林道曽根線

林道曽根線は雨引山の西部、曽根地区から山腹に延びる林道です。
未舗装区間が残っている模様です。
通り抜けはできません。

林道東山線

林道東山線は雨引山南部の東山地区から山腹へ向かう林道です。
舗装されていますが、人通りがほとんどない林道です。

雨引観音線

雨引観音線は雨引山南部、県道41号から雨引山楽法寺(雨引観音)につながる道路です。
寺院参拝用に整備された舗装道路で、観光バスも通行可能。桜やアジサイの名所もあります。

林道岩の上線

林道岩の上線は桜川市の岩の上地区、あるいは板敷峠から加波山方面へ延びる林道です。
加波山登山の裏口としても利用されます。
板敷峠では北筑波稜線と接続し、燕山の近くで林道丸山線に接続します。

天岳良林道

天岳良林道は桜川市猿田から加波山方面に延びる林道です。
林道岩の上線につながるようですが、詳細は不明です。

林道丸山線

林道丸山線燕山加波山の尾根の東側を通る林道です。

燕山の近くで林道岩の上線に接続し、一本杉峠までの区間が丸山線となります。
途中で加波山登山道に接続し、加波山神社に向かうことができます。

加波山登山道

加波山登山道は林道丸山線から加波山神社、燕山休憩所へ至る道路です。
道幅は狭く、一部未舗装区間があります。

林道北筑波稜線

林道北筑波稜線一本杉峠から県道7号(上曽峠)を経由し、県道150号(湯袋峠)まで稜線をつなぐ道路です。

舗装されてていますが、道幅が狭く、通行に注意が必要な道路です。
上曽峠から足尾山まではスカイスポーツの発進基地があるため、意外と通行量が多いです。
例外的に上曽峠から湯袋峠は車両通行禁止になっています。
この区間は登山道は少ないですが、足尾神社本殿やスカイスポーツの発進基地は眺めが良いです。
筑波山地を縦走する際はこの道が使われます。

端上林道

端上林道は桜川市端上地区からきのこ山まで登る林道です。
林道北筑波稜線に接続しています。
未舗装・荒れ道が多いようです。

東筑波ユートピアへ至る道

峰寺山東筑波ユートピアへは3つの道があります。
茨城県道7号(石岡筑西線)から分岐する道路と石岡市から登る2つの林道です。
林道は幅員が狭いので、県道7号からの道を使うことが推奨されています。

筑波山周辺

筑波山関連の登山道はネットの別の情報を参照してください。
筑波山周辺の林道は登山口へのアクセスのために使われるとともに、
筑波山中腹を周回する際に使うことができます。

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茨城県道150号 月岡真壁線

茨城県道150号月岡真壁線は、石岡市月岡から桜川市真壁町真壁に至る県道です。

筑波山北西部では石岡市小幡から湯袋峠を通過し、桜川市真壁町につながる生活道路のひとつです。
筑波山北西部にある観光地へのアクセスに利用されます。
湯袋峠から風返峠に向かう道路があります。
また、桜川市筑波高原キャンプ場につながる仙郷林道にも接続しています。

茨城県道42号 笠間つくば線

茨城県道42号笠間つくば線は茨城県笠間市から石岡市八郷地区を経由し、つくば市(筑波山南麓)に至る県道です。

筑波山の南側では県道14号筑西つくば線に接続され、筑波山神社付近を経由し、風返峠に至ります。
この区間は筑波山神社への主要なアクセス道路です。
筑波山神社から風返峠の区間はオートバイの時間帯通行規制があります。

風返峠から石岡市側のふもとまでは、東側と違い急峻で道幅の狭い道路になります。
車両の通行量も極端に少ない道路となります。

茨城県道236号 筑波スカイライン

茨城県道236号筑波公園永井線は、石岡市から土浦市に至る県道です。

風返峠を境に、起点側が筑波スカイライン、終点側が表筑波スカイラインの通称があり、総称して筑波パープルラインと呼ばれています。
筑波スカイラインは1.7kmほどの短い区間ですが、見晴らしの良い場所のある道路です。

裏筑波観光道路

裏筑波観光道路は桜川市真壁町羽鳥から筑波山北部中腹をつなぐ、筑波山北側を走る道路です。

中腹で林道鬼ヶ作線、仙郷林道につながっています。
ユースホステル跡地の駐車場や、桜川筑波高原キャンプ場に至ります。

林道沼田新田酒寄線

林道沼田新田酒寄線は桜川酒寄地区からつくば市酒寄につながる林道です。

筑波山の西部の中腹を走っています。
北は桜川酒寄地区からの道と林道鬼ヶ作線に接続されています。
南は梅林を通過し、笠間つくば線に接続します。
昔(2000年頃)には未舗装であり、個人的に好きだったダートのひとつでした。

林道鬼ヶ作線

林道鬼ヶ作線は林道沼田新田酒寄線と裏筑波観光道路をつなぐ短い林道です。
筑波山の北部の中腹に位置しています。

仙郷林道

仙郷林道は石岡市小幡から筑波山北部の山腹へ延びる林道です。

石岡市側は湯袋峠にある石岡市つくばねオートキャンプ場付近からつながり、
山腹側は桜川市筑波高原キャンプ場につながります。
ほとんど未舗装のようです。

筑波山より南の山地

筑波山より南の山地での登山は宝篋山周辺が有名です。
また朝日峠より東の山にも登山道はあり雪入山浅間山を行くことができます。
この雪入山付近は麓の朝日里山学校を拠点にしたマラソントレーニングや自転車の通行者も多いように感じます。

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茨城県道236号 表筑波スカイライン

茨城県道236号筑波公園永井線は、石岡市から土浦市に至る県道です。

風返峠を境に、起点側が筑波スカイライン、終点側が表筑波スカイラインの通称があり、総称して筑波パープルラインと呼ばれています。
筑波山の南・風返峠から不動峠を通り、朝日峠でフルーツラインにつながります。
筑波山南部の山地の尾根を走る観光道路です。

アップダウン、カーブのある尾根を走ることのできる道路です。
運転自体は楽しいですが、車窓からの景色は木々に阻まれてさほど良くないです。
2,3か所の駐車場があり、その場所からの景色は良いです。
二輪車通行禁止なのが残念です。

茨城県道138号 石岡つくば線

茨城県道138号石岡つくば線は、茨城県石岡市からかすみがうら市を経て、つくば市北条に至る一般県道である。

県道138号はつくば市北条で県道125号に接続され、かすみがうら市西野寺で国道6号に接続する道路です。
筑波山の山域ではつくば市北条から不動峠を通過し、石岡市仏生寺をつなぎます。
表筑波スカイラインとは不動峠で接続します。
非常に幅員の狭い道路で、車両の通行量も少ないです。
北条側は最近は自転車の練習に使う人が多いようです。

フルーツライン

フルーツラインは茨城県土浦市の国道125号から石岡市を通り、笠間市の国道50号へ至る広域道路です。

かつては筑波山南麓の果樹園(梨・柿・ブドウ・イチゴなど)を巡る道でした。
しかし最近は果樹栽培は少なくなっています。

石岡市土浦市間の朝日峠を通過する峠道でしたが、2012年に朝日トンネルができたことで、北関東自動車道との行き来が便利なため、交通量が増えました。

茨城県中央青年の家を通る道

フルーツラインの土浦市側中腹から東に延びる尾根の道路です。
筑波の山麓の最南端の山麓で、茨城県立中央青年の家を通過します。
桜の時期は桜並木がきれいです。

林道弓弦線、林道三ツ石線

林道弓弦線は石岡市弓弦地区から青木葉峠を通過しかすみがうら市上佐谷へ向かう林道です。
筑波の山麓の南東部の山地を通ります。
30年ほど前は青木葉峠付近にハンググライダーの発進基地がありました。
今はあまり利用されることのない林道です。

林道三ツ石線はかすみがうら市側の中腹を走る林道で、林道弓弦線と接しています
採石場跡を公園にした雪入ふれあいの里公園三ツ石森林公園をつなぎます。

石岡市半田の林道

石岡市半田地区の山中に林道があります。
詳細は不明です。

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埼玉県在住。主に関東圏の山に登っています。都内や埼玉県内の散歩もします。
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