本の紹介
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【ガイド】むさしのベストウォーク40コース 花と水辺と歴史散歩

mtwalker
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東京、埼玉の散歩コースを探すために購入した本を紹介します。

基本情報

書名   むさしのベストウォーク40コース 花と水辺と歴史散歩
著者名  重信秀年
出版社  東京新聞出版(中日新聞東京本社)
出版年  2024/3/25
ページ数 160ページ

この本を選んだ理由

遠出しづらい状況が続いていたため、手軽に行ける散歩スポットを探していたところ、本書を購入しました。

私は武蔵野線沿線はよく利用していたため、地元のエリアに関してはかなり馴染みがあります。

しかし、改めて武蔵野台地を見渡してみると、訪れたことのない場所が多いことに気づきました。そこで、武蔵野を深く知るために本書を手に取ることにしました。

概要

『むさしのベストウォーク40コース』は、東京都と埼玉県の武蔵野エリアで季節の花や景色を楽しめる散歩コースを紹介するガイドブックです。

東京都区部に10コース、東京都多摩地域に20コース、埼玉県に10コースの合計40コースが紹介されています。

東京都と埼玉県の武蔵野エリアを中心に、季節の花や景色、緑、水辺、歴史などを楽しみながら快適に歩けるコースがまとめられています。

「むさしのベストウォーク40コース」掲載コース
本書から引用:「むさしのベストウォーク40コース」掲載コース

印象に残ったポイント

広大な武蔵野台地

武蔵野台地は意外に広く、見どころが多彩で豊富です。

東は新宿、西は羽村、北は川越まで広がっています。

私にとっては中央線沿線は普段散歩に訪れる場所ではなかったため、知らなかったコースが多く、非常に参考になりました。

武蔵野台地と周辺の地形の様子
本書から引用:武蔵野台地と周辺の地形の様子

武蔵野の歴史

武蔵野台地は水に乏しく、稲作には不向きだったため、古代から中世にかけては焼き畑が行われ、広大な草原が広がっていたと言われています。

江戸時代には炭焼きのための雑木林が広がり、玉川上水や野火止用水の開削によって農地が増え、村が広がっていったのです。

このような背景があるため、散歩しながら水辺と歴史を感じることができる景色に出会えます。

以下はガイドブックを頼りに訪れた埼玉県志木市の柳瀬川の散歩の記録です。

季節の花と癒し

江戸や東京として歴史を重ねてきたため、史跡や公園には季節ごとに様々な花が植えられており、訪れるたびに癒しを感じることができます。

本書では、各コースにおける花の情報も記載されているため、花の季節に訪れると一層楽しむことができるでしょう。

この本の良い点

本書は、基本情報をしっかりと押さえたガイドブックです。

各コースでは、出会える風景や写真とともに詳細なコース説明が掲載されています。

さらに、各コースの地図や交通アプローチ、歩行タイム、施設情報がまとめられており、1コースあたり約4ページで概要を簡潔に把握できるため、非常に便利です。

本文サンプル
本書から引用:本文のサンプル

こんな人におすすめ

  • 東京や埼玉で気軽に散歩できるコースを探している人
  • 武蔵野の歴史に興味がある人
  • 季節ごとの花に興味がある人

まとめ

「むさしの」は私にとってアクセスしやすい場所であり、普段の散歩コースとして訪れたい場所が増えました。

特に中央線や武蔵野線沿線にお住まいの方には、おすすめできるガイドブックだと思います。武蔵野エリアを訪れる機会があれば、ぜひ手に取ってみてください。

むさしのベストウォーク40コース 花と水辺と歴史散歩

参考情報

著者の重信秀年さんは他にもハイキング、ウォーキングのガイドブックを出されています。

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すかいす
すかいす
駆け出しブロガー
埼玉県在住。主に関東圏の山に登っています。都内や埼玉県内の散歩もします。
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